【日野市】多摩動物公園のハキリアリ。女王アリ死亡後、群れはどうなる?終焉の展示が話題です。
2021年5月下旬、多摩動物公園の昆虫園飼育されていたハキリアリの女王が死亡しました。多摩動物公園ではハキリアリを約20年飼育しているそうで、その独特の生態が話題を呼んでいます。
ハキリアリは「葉切りアリ」。その名の通り、葉っぱをかみ切り、巣の中にもちこみ、細かくかみ砕き、キノコ(=ハキリアリの食糧)を栽培するそうです。キノコと言っても、白い塊のような菌類だそうです。この葉を運ぶ働きアリを産むのが女王アリなのですが、この女王アリが寿命で死亡したというのです。
今回死亡した女王アリは約6年半生きたそうです。一方働きアリの寿命は約半年~1年。働きアリを産む女王アリがいなくなり、アリの群れはどうなっていくのでしょうか?
多摩動物公園は2002年10月、日本ではじめてハキリアリの展示を実現させました。今回は数年に一度しかないとされる、群れの終焉です。なぜ女王は重要な存在なのか?女王がいなくなることが群れにどんな影響を与えるか?非常に興味深い展示ですね。
ハキリアリ、①11:40頃新しい葉の補充
②約2時間後葉の切り出しほぼ完了
③2部屋あった菌園の一つは健在、
④もう1つは消滅.跡地に.葉は運ばれるが未使用
作業スピードの低下、規模の縮小はあるものの、まだ直ぐに‛滅び‛という状態ではない!との事(^-^ゞ #多摩動物公園 #ハキリアリ 2021.7.13 pic.twitter.com/r4R7WzWyoa— ak (@12maguro) July 14, 2021
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