【日野市】奥が深い!まるで宮廷☆華麗な中国茶の文化に触れて。「日茶夜酒」がステキ過ぎる!
2024年6月1日にオープンした日野駅前の「日茶夜酒」。あまり馴染みのない「中国茶」というジャンルの飲食店です。一体どんなお店なのか、日野市の皆さまにもご紹介したく、お邪魔してきました(^^)/
オープンから約2週間後の2024年6月中旬。公式Instagramは発見したのですが、ホームページや、お店へ行ってみたというレポート記事や口コミも少なく、ちょっとドキドキしながらお店へ。
中国茶の種類や文化はもちろんのこと、マナーがあるのかないのかもわからず「中国茶って、プーアル茶とかウーロン茶のこと?」と、その程度の事前知識でしたが、「全然そんなこと気にせず、ゆっくりお過ごしください!」と、快く取材もお受けいただきました♪
店内に足を踏み入れると、ゆったりと配置されたテーブルに大きな窓から光が差し込む明るい空間。お祝いの胡蝶蘭もたくさんあり、豪華さに華を添えています。
棚に置かれていた置物は中国茶の茶器をモチーフにしたものでしょうか?宮廷で舞を舞っているようなかわいらしい陶器の置物もステキですね。
シンプルながら気品あるテーブルセットも印象的。
気になるメニはこちら。日茶夜酒では、本場の中国茶を楽しむことができます。中国茶と一言で言ってもその種類は、緑茶に紅茶、白茶、煎茶、黒茶、烏龍茶、果実茶、薬膳茶ととにかく豊富!
たくさんありすぎてどれを選ぼうか迷ってしまいますよね。注釈をじっくり読んでお選び下さい♪
中国茶以外にも、昼は飲茶やランチのコース、スイーツもあります。夜はここにプラスして中華料理のおつまみと共にお酒も楽しめるそうです。この日はお昼すぎにお邪魔しましたが、夜もまた雰囲気がガラリと変わりそうで楽しみです。
こちらはオススメだという酸梅湯(サンメイタン)。梅という字が入っている通り、ほんのり梅のような甘酸っぱさもある爽やかで美味しいこの季節にピッタリのドリンクです。
酸梅湯(サンメイタン)を作っているところも見せていただきました!夏バテ予防にもなるという酸梅湯(サンメイタン)。烏梅(うばい)や山査子(さんざし)など8種類の素材と氷砂糖を煮詰めたものだとか。立派な瓶でコトコトとゆっくり煮出しているようで、よい香りがふわりと広がっています。
こちらはバラの花でしょうか。カウンターにも茶葉が並んでいます。
実はこちらのお店、日野駅の八坂神社近くにある「麒麟坊」の姉妹店なのです。顔出しはお恥ずかしいとのことで写真はありませんが、本場の中国茶をよく知るマイスター!
本場の中国茶を提供するため、茶葉はもちろん、茶器や設備まで中国から取り寄せをして作り上げたんだとか。こちらの黒のポットはなんと下から水が入る仕様になっているそうで、日本では手に入れることが難しいものなんだそう。
耳馴染みのない「白茶」が気になり、「白牡丹(880円)」をオーダー。真っ白なポットと茶器がテーブルへ運ばれてきました。
お茶の色が白いのかと思いポットの蓋を取ってみると、淡いジャスミン茶のような色。お花のような優しい華やかな香りがします。
もちろんお茶の飲み方もわからないので、お店の方に教えてもらいながら本場の中国茶を初体験!
いきなり飲むカップにいれるのではなく、まずはポットからこちらの器にいれるそう。恐る恐る淹れると裏漏れするので、思い切って淹れましょう!
さらにそこから、おちょこのような小さなカップに注いでいただきます。日本茶の香りとはまた異なるチャーミングな香りです。
お茶の苦みは全く無く、口の中にはまろやかで花のような風味が広がる、とても不思議な心地よさがあります。
こんなに淡い色合いなのに、ポリフェノールがたくさんはいっているそうです。スマホやPCで目の疲れを感じている方はいかがでしょうか?
こちらでは、お茶を注文するとお通し(380円)の茶菓子が付きます。左から、山査子(サンザシ)、ピーナッツ、棗(ナツメ)と、これまた美容に良さそうなものばかり!ゆっくりとお茶を飲みながらいただきます。
続いて緑茶。今度は黒のシックなポットでテーブルへやってきました。
こちらは茶葉が入っているようで、一旦濾します。飲み方がわからなくてもお店の方が教えてくれるのでどうぞご安心を!
茶葉の入っていた袋ももらえます。きれいなターコイズブルーの高貴な袋にもうっとり。こちらのお茶は見た目は同じような色合いでしたが、白茶と飲み比べてみると味わいも香りも余韻も全く違うので、その違いを楽しみながら中国茶の奥深さを実感しました。
小さなおちょこのようなカップで少しずつお茶をいただきながらおしゃべりをしていると、あっという間に時間が過ぎていきます。優雅な気持ちでのんびりと楽しんでいると、桂花を使ったという試作のゼリーを振る舞ってくれました。
はちみつの自然な甘さの見た目にも美しい桂花のゼリーです。お茶もお茶菓子も、スイーツも一つ一つとても丁寧に作られており、品の良いものばかり。飲茶や夜のメニューも食べてみたい!
最後に「クーポンです」とかわいらしい茶封筒を手渡しされました。
開けてびっくり!大盤振る舞いのクーポンをゲット!
初めていただいた中国茶でしたが、華麗な中国茶の文化に少しだけ触れることができたような充実した時間でした。ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね!
日茶夜酒はこちら↓