【日野市】原爆の被害にあっても翌春芽吹いた「アオギリ」。日野市に被爆アオギリ2世がやってきた。
今から79年前の昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。広島に原爆が投下され、街も人も生活も、一瞬のうちにすべてが破壊されました。

(画像はイメージです)
この時、爆心地から約1.3km離れた広島逓信局(現在の中国郵政局)の中庭にあったアオギリは、熱線と爆風をまともに受け、枝葉はすべてなくなり、幹は爆心側の半分が焼けてえぐられたそうです。
そのような被爆の惨禍に遭い枯れ木同然だったにも関わらず、翌年の春には芽吹き人々に生きる勇気と希望を与えました。
今回、日野市に植樹されたのはこのときのアオギリの種子から発芽した2世です。

(プレスリリースより)
2024年9月8日(日)、市役所のお隣の日野中央公園で、平和首長会議(広島市)から寄贈された被爆アオギリ二世の植樹イベントが開催されました。
日野市長、日野市議会議長、市内の小中学生11人が核兵器廃絶と世界恒久平和を願い、この苗木を植樹しました。
核兵器廃絶・平和都市宣言を制定している日野市です。公園へ寄った際は平和を願い、未来への希望と共に、被爆アオギリ2世を大きく育てたいですね。
※情報をお寄せいただきありがとうございました!
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