【日野市】地元の若者が選んだ96冊が高幡図書館に!日野ヤングスタッフが中学生~大学生の同世代にオススメしたい本とは?
皆さん、最近本を読んでいますか?秋は終わりましたが「読書の秋」という言葉もあるように、読書はいつの時代も心を豊かにしてくれる手軽な趣味の一つですよね。
一方「最近の若者はスマホばかりで本を読まない」なんていう言葉を耳にしたり口にしたことはありませんか?
公益社団法人全国学校図書館協議会が行った「第69回学校読書調査(2024年)」の結果を見ると、意外なことが分かりました。
- 小学生(4年生〜6年生)の1か月の平均読書冊数は13.8冊
- 中学生は4.1冊
- 高校生は1.7冊
読書量は学年が上がるにつれて減少しているものの、「本離れが進んでいる」とまでは言えないようです。特に小学生の読書量は目を見張るものがありますよね。
一方、学校生活が忙しくなる中高生になると読書量が減っているのもまた事実のよう。そんな中、若者の読書をもう一度身近なものにしようという新しい取り組みが始まりました。
2024年11月17日、地元の日野ヤングスタッフ(12~24歳のメンバーで構成)が「自分たちの世代におすすめしたい本」を選ぶ「選書ツアー」が開催されました。このツアーでは、メンバーが実際に書店へ出向き、手に取ったり内容を確認しながら選書を行ったそう。選ばれた本は全部で96冊。その中には、日野市立図書館に所蔵されていなかった本も多く含まれているのだとか。
どんな本が選ばれたのか、大人としても気になるところですよね。若者が何に興味を持ち、どんなことを考えているのかが垣間見えるかもしれませんね。
この96冊の本は2024年1月7日から高幡図書館のヤングスタッフコーナーで展示・貸出されます。
日野ヤングスタッフのように、若い世代が図書館を通じて本と出会い、他の人におすすめする機会を持つことで、地域全体で読書文化を育むことができるかもしれません。
「最近、何か面白い本を読んだ?」そんな会話のきっかけにもなるこの取り組み。新年のお散歩がてら、高幡図書館のヤングスタッフコーナーを訪れてみませんか?
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