【日野市】心ほどけるひととき。旭が丘の癒し空間でつむぐ地元の魅力が詰まった「カフェたいら」
旭が丘に新しくプレ・オープンした「カフェたいら」へお邪魔してきました!こちらは、自宅の一階をリフォームし、カフェとしてオープンしたお店です。
前回紹介したオープン記事の反響も大きく、店内の様子やメニューなどお店のことをもっと知りたい!という声も読者の方からいただきました。
カフェたいらの店内は南向きで、明るい陽光が差し込む心地よい空間。カウンター席とテーブル席があります。
重厚感のあるグランドピアノもおいてありました。今後は自動演奏などを検討しているそうです。
スピーカーにもこだわりがあり、ぬくもりのある上質な音楽が流れる店内で、時間を忘れてくつろぐことができます。
店内のどこに座っても立体的な音楽が聞こえてくるようです。
「カフェたいら」は、地元のものを積極的に取り入れているのが特徴。食材はもちろん、箸やメニューの表紙に至るまで、一つ一つ選びぬかれたものです。
この箸も多摩の木材を使っています。軽くて使いやすく、購入したいという声もあるそうです。
カウンターの目の前にはサイフォンが3台置かれていました。さらにその奥には茶釜。茶釜でゆっくりじっくりと時間をかけ、まろやかになったお湯を使っています。
カフェたいらは、ご主人が食事を、奥様がスイーツとドリンクを手がけます。店名でもある「たいら」は奥様の旧姓なのだそう。
お食事はホットサンド。具は定番のハム&チーズに加え、キーマカレーやハンバーグなどボリュームあるものもあります。
爽やかな柑橘が香るサラダに、スープ。澄んだスープにはトマトやセロリなどたくさんの種類の野菜の旨味が溶け出していて、体に染み入るような優しいスープです。
ちなみに、お店で使用している器は、日野市の陶芸家さんに焼いてもらった一品物なのだとか。
サクサクのホットサンドには、鶏ひき肉のはいったキーマカレーにも野菜がたっぷり入っています。丁寧に作られたことがよくわかり、素材の美味しさが引き出されたキーマカレーです。付け合せのお芋も甘くて香ばしい!
日替わりの本日のおやつは、奥様が手作りしているという焼き菓子やコーヒーゼリー。
コシヒカリを使ったシフォンケーキに安納芋のプリンやモンブランなど、どれも美味しそうです。
茶釜のお湯を使ったコーヒーに、水出しのアイスコーヒー、おうす(抹茶)もありました。
カウンター越しに見える茶釜に惹かれ、食後には「抹茶と渋皮栗のセット」をオーダー。
抹茶茶碗も一つ一つ柄や形が異なり、茶道を楽しむ方には心躍る時間。
丁寧に点てられた抹茶を、梅の模様のはいった茶碗に入れていただきました。
お抹茶の飲み方を知らなかったのでワンポイントレッスンで教えてもらい、正面に口をつけないように、90度ほど回していただきました。
豊かな香りのほろ苦いお抹茶と、ほくほくと甘い渋皮栗ととてもマッチしています。そしてこのお抹茶も東京産です。
お二人の穏やかで優しい人柄に加え、細部にわたり丁寧に作られた上質な空間で心がほどけていくような時間を過ごすことができました。
旭が丘に誕生した、心温まる「カフェたいら」。地元の魅力が詰まったこのカフェで、ぜひ特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
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