【日野市】糸を紡ぎ、布を織る「機織り」とは?手仕事の魅力にふれる豊田の古民家アトリエを取材!

JR中央線・豊田駅から徒歩8分。昨年の夏、「南極堂」がかき氷を提供していた場所に、機織りを楽しめるアトリエがオープンしたと聞き、取材へ伺いました。

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【日野市】南極堂が今年もやってきた!7月18日からスタートです♪新店舗の場所はどこ?

ここは、古民家をリノベーションした温かみのある空間。機織り・紡ぎ道具のシェア工房「染め織り暮らし工房」として、機織りの魅力を伝える場となっています。

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玄関のドアを開けると、奥には車輪のような道具が目に入りました。

このアトリエを運営するのは、USED(中古)の織道具専門店「染め・織り道具SHIRO.」。使われなくなった織機などの道具を、もう一度息づかせ、新たな使い手へとつなぐ役割を担っています。

「古い家を処分する際に、糸を紡ぐ『紡ぎ車』や布を織る『織機』が眠っていることがよくあります。長く使われていないものが多いのですが、まだまだ使えるのに捨ててしまうのはもったいない。」と、様々な形で道具の新たな可能性を作り出しています。

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確かに、日本の昔話「ツルの恩返し」にも登場する機織り機。かつて日本人の暮らしに根付いた身近な存在だったのではないでしょうか。

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「機織り」と一言で言っても、実際に布へ仕上げるには様々な道具が必要となってくるそうで、存在感のある「紡ぎ車」や「機織り機」以外にも様々な道具が並んでいました。

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「機織りって、実際どんなふうにやるんですか?」
 
道具を目の前にしても、初心者にはなかなかイメージが湧きにくいもの。そこで、簡単に説明してもらいました。

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機織り機とは、縦糸と横糸を交差させて布を織り上げる道具。レバーやペダルを使って織り目を整え、糸を織り込んでいく作業を繰り返します。

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木製のペダルを踏むたびに、トン、トンと心地よい音が響き、リズミカルに作業が進んでいくそうです。

実際に体験した方の中には、「無心になれる」「癒される」と感じる人も多いのだとか。

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織物に使う糸もさまざまです。

ウール、木綿、絹など、素材や色、太さ、風合いの異なる糸がずらりと並んでいました。まるで絵の具のパレットのような彩りの豊かさに、見ているだけでもワクワクします。

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初心者でもこのような素敵なコースターを作ることができるそうです。

SHIRO.では、糸を紡ぐワークショップやレッスンを開催しているので、初心者でも気軽に織物の世界に触れることができます。また、染めや織りの道具の販売も行っており、オンラインショップでも購入が可能です。

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他にも、Webメディア「染め織り暮らし」も運営し、機織りや染織に関する情報を発信。手仕事を楽しむ人々の暮らしに寄り添い、「つくること」「暮らすこと」「楽しむこと」を体現しています。

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SHIRO.のアトリエは、単なる工房ではなく、手仕事を通じたつながりの場でもあります。これからどんな企画が生まれ、どんな交流が生まれ広がっていくのか、今後の展開が楽しみですね。

機織りや手仕事に興味のある方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?営業日は公式Instagramでご確認ください。

染め•織り道具 SHIRO. – TOYODA - はこちら↓

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