【日野市】”トマト×ひの”がつなぐ人の輪。「ひのトマトフェス」の舞台裏に潜入してみた!
2025年も開催が迫る「ひのトマトフェス」。
日野産トマトをはじめ、近隣のトマト農家や飲食店、写真館、ハンドメイドショップなどが集まり、ライブステージと共にトマトのおいしさや魅力をたっぷり楽しめる人気のフェス。今回はその“舞台裏”にお邪魔してきました!
訪れたのは、あいにくの雨模様で肌寒さが戻った2025年4月3日。会場となる豊田駅南口のかどっこ広場で一部の出店者の方々やボランティアスタッフが集まり、イベント当日に向け、現地での打ち合わせが行われていました。
しとしとと降る雨に加え、冷たい風が吹く中でも、皆さんの目は真剣そのものです。
2024年にこの会場で開催された「ひのトマトフェス」は、開始前から長蛇の列ができるほどの大盛況。新鮮なとれたてトマトをはじめ、トマトを使ったフードやスイーツは、あっという間に完売するところもありました。
2025年は昨年の混雑状況や、来場者アンケートを元に、トマトの直売所とそれ以外の入口をわけるなど、よりスムーズな運営やお客さんの満足度を高めるための導線設計がされていました。

(画像は提供いただきました)
「会場に足を運んでくれるお客さんに楽しんでもらいたい。でも、どうしても混雑が避けられない部分もあって」そんな葛藤を抱えながらも、少しでも良い形を目指そうと尽力する姿が印象的でした。
2025年は、昨年より会場も広くなるそう。イベントの主催者でもあるトマト農家のネイバーズファームと、豊田駅前でカフェを営むwanocafeが主体となり、出店者やボランティアの方と当日の動きの確認を進めていました。
会場内では、ブースの配置やお客様の導線を一つひとつ丁寧にチェック。出店者同士が情報交換をしたり、「今年もよろしくお願いします」と声をかけ合ったりする姿も。
昨年も参加したという出店者さん(フクロウベーカリー)にお話を伺ってみました。「昨年はトマト以外の商品も持ってきたけど、今年はトマトに絞ってオリジナル商品を準備する予定です」とのこと。
出店者と共に、メモを取りながら真剣な表情で話を聞くボランティアスタッフの姿もあり、イベントを成功させたいという気持ちがチーム全体にしっかりと根づいていることを感じます。
この日は、チラシやフェス当日に販売予定のグッズなども配布されていました。
トマトをモチーフにしたキャラクターがデザインされたアイテムや、ロゴの入ったグッズなど、思わず手に取りたくなる可愛さです。
今回はイベント主催者側の目線で、楽しむだけじゃない、“一緒に育てる”イベントとして「ひのトマトフェス」の舞台裏を取材しました。
どんなに準備を重ねても、思わぬ混雑や、完売による残念な思いをさせてしまうこともあるかもしれません。天候だって、どうなるか分かりません。(※開催日は2025年4月20日(日)11:00~15:00、小雨決行、荒天延期4月27日)
それでも、このフェスには「来てくれる人に喜んでもらいたい!」という、たくさんの思いが込められていることがわかりました。
主催者も出店者も、ボランティアも一人一人がトマト×日野、そして“人のつながり”を大切にしています。トマトには無限の可能性があり、人と人をつなぐ力もあるんですね!

(画像は提供いただきました)
最新の情報は公式Instagramをチェックしてくださいね。イベント当日が楽しみです♪
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