【日野本町】疲れた心にそっと寄り添う本屋さん。クレアの2階に「books & place LAMP」がオープン

日野本町に、心をやさしく灯してくれるような居場所が誕生しました。お店の名前は「books&place LAMP」。2025年4月12日にオープンしたばかりの新しい本屋さんです。

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ランプという店名に込められたのは、「立ち止まりたくなったとき、迷ったとき、そっと足元を照らしてくれる灯火のような存在でありたい」という願い。

ふんわりと優しく光る「LAMP」が、心にそっと寄り添っている、そんなシーンが思い浮びます。

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お店の場所は、市民の森スポーツ公園のすぐ近く、「CLARE(クレア) Home & Garden」の2階。

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CLARE(クレア) Home & Garden」は、イギリスの片田舎を思わせるような、広々としたガーデンのあるカフェレストランです。

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まるでヨーロッパの小道に迷い込んだような敷地の中へ足を踏み入れると、英国風のしっとりとした建物へと繋がります。

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LAMPの店主が出迎えてくれました。「books & place LAMP」へ行くには、クレアの入口の左手にある階段をのぼります。

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木のぬくもりに包まれた店内は、時間がゆっくりと緩やかに流れはじめるような、穏やかな空間。大きくふたつのスペースに分かれており、ひとつは本や雑貨、小物などの並ぶエリア。

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もうひとつのスペースは、ゆったりと空間を使った「オープンな書斎室」。イベントのない日は無料で開放されており、子供から大人まで、読書や勉強、デスクで静かに行う仕事等に使えます。

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「おしゃべりする場所というより、自分自身と向き合い、そっと心を整えるような場所にしたいんです」と店主のたけださん。

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たけださんは、これまで中学校の教員や市の教育委員会など、教育分野に長く携わってきました。

ハードな働き方のなかで、自分自身や子どもの心が少しずつすり減っていくのを感じたとき、「本」という存在が心を支えてくれたといいます。

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だからこそLAMPに並ぶのは、「お守りになる本」や「新しい学び」につながる本たち。
ジャンルはエッセイ、小説、食、旅、暮らし。どれもが日々をやさしく照らす、心がほっとするような本ばかりです。新刊も古書も両方扱っています。

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LAMPでは、近くにあるスペシャリティコーヒーの専門店「ハレトキ珈琲」と一緒に作り上げた、オリジナルブレンドのドリップバッグコーヒーも販売しています。

朝の読書には、大地や木々の香りを感じるアーシーな深煎り、夜の静かな時間には、フルーティーな香りを楽しめる浅煎り。つい読書に夢中になり、珈琲を飲むのを忘れて冷めてしまっても香りが続き、最後の一口まで本の世界に浸らせてくれる、そんな一杯なのだそう。

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丁寧に選ばれた本たちは、ぎっしりとではなく、余白を大切にして陳列されています。

並べられた本のひとつひとつも、手に取ってもらえる瞬間を静かに待っているようなゆとりが感じられます。

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「余白を残したいんです」と語る店主の言葉には、店名に込められた願いにも通じています。

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月貸ししているという「みんなの本棚UNITE」では、個性豊かな一箱店主たちが、それぞれの“好き”や“伝えたい”を詰め込んだ小さな本棚を担当しています。

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この空間に居て、並べられているものを眺めているだけで癒やされるような感覚になります。「あ、あの人に教えてあげたいな」と、頭に浮かぶ人もいるかもしれません。

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入口で出迎えてくれる店名入りの美しいアートは、日野市在住の絵本作家・あんどーまおさんによる手作り。

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2025年5月15日からは、LAMPでの初個展も予定されています。

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取材に伺った日は、青空が美しく、たけださんと一緒にクレアのお庭を散歩させていただきました。

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広々としたガーデンにはベンチもあり、「ここで読書していただくのも素敵ですよね」と、たけださん。

日常の中でふと立ち止まりたくなったとき、心がちょっと疲れてしまったとき。
そんなときにそっと灯る「ランプ」のような本屋さんが日野に誕生しました。

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※2025年4月時点の定休日は月曜と水曜、土日は隔週でお休みです。営業時間は11時〜18時、イベントや最新情報は公式Instagramでご確認ください。

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