【日野市】つながりが交差する。日野市100人カイギvol.4に参加してきました!
「100人登壇したら解散」というユニークなルールを掲げる100人カイギ。
日野市では2025年1月からスタートし、毎回5人ずつ街に息づく“彩りある人々”を紹介する地域発のトークイベントです。
2025年4月20日(日)、多摩平にある創業支援を行なう「PlanT」で開催された日野市100人カイギvol.4へお邪魔してきました!
会場に入ると、高校生や大学生を含むスタッフのみなさんが笑顔で迎えてくれます。
テーマは「まちと人の彩りをショーケースする」。その言葉通り、会場には多様なバックグラウンドを持つ参加者が集い、世代も分野も超えた交流が生まれていました。
日野市100人カイギに参加すると、こちらのカードが貰えます。会場内では参加者はこのカードを首からさげているので、過去に参加した方やはじめての方の会話のきっかけにもなっていました。
この日の登壇者の一人、動物写真家の藍沙さんの鮮やかで躍動感のある野鳥の写真が会場に華を添えていました。
イベントは、キュレーターの東 桜子さんによるトークからスタート。
日野市100人カイギが立ち上がった経緯や、これまで登壇した人々の魅力、参加者から寄せられた声などを紹介。アイスブレイクや近くの人との自己紹介タイムもあり、「知り合いがいなくても大丈夫かな?」という不安はすぐに吹き飛びました。
今回登壇した5名は、日野近隣を拠点に活動する方々。10分間の人生のショーケースがスタートします。
白衣姿で登場した大瀧さんは、ベンハムのこまを使った実験を披露。
「あれ?」と上手くいかない場面すらSTEAM(科学・技術・工学・芸術・数学)の面白さに変えてしまう姿に、大人もワクワクに飲み込まれていました。
和やかなムードのまま、2番手はすずかけの会の岸野凌也さんへ。障がいのある方との日常を、笑いやユーモアを交えて語ってくれました。身近でリアルなエピソードには、たくさんの気づきとあたたかさが詰まっていました。
続いて動物写真家・藍沙さん。19歳にして多くのメディア出演歴を持つ実力派の写真家です。野鳥と向き合う彼女の一瞬を切り取った写真は、「命」の存在を強く感じさせるものでした。
イベントの翌日にはテレビ東京の「東京交差点 ONE MOMENT」で動物たちと目が合う瞬間が放映されました。
休憩タイムを挟んで登場したのは、めだかやドットコム・青木崇浩さん。
突然始まったミュージックビデオに会場がざわつき、笑顔と驚きが広がりました。「めだか×福祉×音楽×アパレル」など、多彩な活動を展開する青木さん。その根底にある強い“想い”は、参加者の心にしっかりと届いたのではないでしょうか。
ラストはPlanTコーディネーターの有賀達郎さん。
ラジオ、インタビュー、そして現職のコーディネーターという経験から「聴くことの大切さ・ありがたさ」をお話してくれました。
日野市100人カイギは、“特別な人”のイベントではありません。
語られるのは、等身大のストーリー。むしろ、「こんな人、日野にいたの!?」という驚きがいっぱい。名刺がなくても、肩書きがなくても、人とつながれる。そんな空気がこのカイギにはありました。
noteでは各回のアーカイブや運営の気づきや思いも綴られているので、ぜひこちらもあわせてどうぞ!
そして次回は2025年5月18日(日)。“100人で解散”というルールの中で、1回1回がかけがえのない出会いになるかもしれません。
知らない誰かの話が、ふと、自分の暮らしと交差する。そんな瞬間を体験しに、次回はぜひ参加してみませんか?
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