【日野市】音楽好きの聖地「MusicBar ZAZ」が再始動!昼も夜も楽しめる“音の遊び場”へ
かつて音楽好きが夜な夜な集い、音を通じて心を通わせていた「Live Bar ZAZ」。
地元の音楽愛好家はもちろん、市外からもセッションや演奏をしに来てくれるような和気あいあいと音楽を楽しめる場でした。
2024年末、長年店を支えてきたママが高齢のため閉店を決意し、多くのファンが別れを惜しみました。
「このまま、なくなってしまうのはあまりにも寂しい」
ZAZの常連客だった一人の女性が「あの場所をもう一度、音楽でつながる人たちのために残したい」と一念発起。同じ場所、同じZAZの名前を引き継ぐことを決め、2025年5月11日に「MusicBar ZAZ」として再スタートを切ったのです。
こちらが、ZAZの再建を決めた現店主のゆかりさん。
運動指導やラジオパーソナリティーとして活動するかたわら、歌や楽器演奏など音楽活動を続けている日野市在住の女性です。
取材に訪れたのは、再オープン直後の5月中旬。
店内には以前のZAZと同じく、ステージの他、カウンター席とテーブル席がありました。
メニューはアルコールに軽いおつまみ中心のバースタイル。
ウイスキーを頂きながらお話を伺いました。
再スタートをしたZAZですが、これまでのミュージックバーとしての営業だけでなく、店内にあるドラムセットやグランドピアノ、ベースにギター、マイクや照明設備まで整ったこの空間を音楽スタジオとしての利用することも可能なのだそう。(予約は専用サイトから。2時間〜利用可)
というのも、自身も子育て経験のあるゆかりさん。
「夜だけでなく、子どもたちやママたちも音楽を身近に楽しんでほしい」という想いもあったそう。ZAZでは、昼間のママ会や子どもの音楽とのふれあいにも柔軟に対応しています。
子どもたちが楽器に触れたり、カラオケ(YouTube対応)で盛り上がったり、夜のイメージが強い”バー”としてだけではなく、時間帯に応じて多彩な使い方ができるのが特徴です。
タンバリンやマラカス、トライアングルなどの楽器も用意され、演奏する人だけでなくリズムに乗るだけでも楽しめるのがZAZ流。
ダーツやけん玉など、楽器以外の遊び道具も置いてあるので、年齢や経験を問わず、誰もが“音楽のある時間”を自由に楽しめます。
貸し切りイベントやライブ会場としても対応可能で、「誰かとセッションしてみたい」「ちょっと一曲歌ってみたい」といった“飛び入り”も大歓迎だそう。
そして、今回の再スタートにあたり、ZAZではクラウドファンディングも始まっています。
ZAZの設備は老朽化が進んでおり、エアコンや給湯器、製氷機など、快適な空間を維持するために整備が必要な状況なのだとか。
ZAZを知っている方にも、これから出会う方にも、気持ちよく集える場所を整えたい。音楽を通じて笑顔が広がる場所をもっと心地よくしたい。そんな思いで立ち上げられたプロジェクトです。
「応援したい」「ZAZで音楽を楽しみたい」そう感じた方は、ぜひプロジェクトページものぞいてみてくださいね(^^)
初めての人も、常連だった人も、ぜひ一度、足を運んでほしいNEW”ZAZ”。音楽を通じてふとつながれる、そんなあたたかさに出会えるのではないでしょうか。
MusicBar ZAZはこちら↓