【日野市】日野駅すぐの「ひのベイク」でほっと一息。やさしい時間を届けるカフェレストラン。
日野駅から歩いて5分ほど、市役所通り沿いに佇む「ひのベイク」。
ランチやカフェ利用にぴったりの、体にやさしく、居心地の良いカフェレストランです。
外からは店内の様子が見えないため、初めて訪れる人にとっては少し勇気がいるかもしれません。けれど、思いきって扉を開ければ、何度でも通いたくなるような、温かさを感じるはず。
店内は木の温もりを感じる、シンプルで清潔感のある空間。カウンター席はゆったりと仕切られ、女性ひとりでも安心して過ごせます。
2人掛け・4人掛けのテーブル席もあり、友人や家族との時間にもぴったりです。
店主は、約30年間の会社員生活を経て、2019年11月にこのお店をオープン。
オープン直後に新型コロナの波が押し寄せましたが、「やるしかない」と覚悟を決め、できる限り市販品を使わず、手作りにこだわってきました。
ショーケースに並ぶケーキは、イートインもテイクアウトもOK。 「見るだけでもいいですよ(^^)」と声をかけてくれる、店主の気さくな人柄にもほっとします。
カウンターに並ぶカラフルな小瓶は、自家製のフルーツジャムやリキュール漬け。
「キッチンの目隠しにもなるし、一石二鳥でしょ?」と笑う姿に、自然とこちらも笑顔になります。
焼き菓子ももちろんすべて手作りです。種類も豊富で個包装されているため、ちょっとした手土産や自分へのご褒美にもぴったりです。米粉を使ったグルテンフリーのクッキー、ごまや栗を使った焼き菓子など、自然な甘さとやさしさを感じる味わいが人気です。
ランチは日替わり。この日のランチは「きのこ明太子カルボナーラ」でした。
「白いお皿に白いソースで地味だったから、青梗菜をのせたのよ」と、そんなちょっと豪快なひと工夫にも店主の魅力を感じます。
卵も生クリームも使わず、明太子の塩気ときのこの旨味で、しっとり濃厚な味わいに。
サラダにかけられたドレッシングも、ほんのり甘く手作りです。
平日ランチはサラダ・ドリンク付きで900円。
土日限定の「米粉発酵クレープサンド」も人気で、スープ・サラダ・ドリンク付き1,200円(2025年6月現在)と、嬉しい価格設定です。
ドリンクメニューも要チェックです。コーヒーに紅茶、京都のお茶や赤いジュース、甘くないココア、薬膳茶など、どれも気になるものばかり。
コーヒーは千葉県の焙煎所「きたみcoffee」のオリジナルブレンド。チェーン店では味わえない香ばしさと、380円というお手頃価格に驚きます。
ショーケースのケーキを追加オーダーしたらかわいらしいプレートに。細やかな心配りもゆったりとした時間に浸らせてくれます。
一番人気だという「赤いジュース」には赤キャベツとグレープフルーツ、蜂蜜にレモンがはいっており、爽やかな酸味が特徴。八角としょうがの入った薬膳茶はクーラーで冷えた体を中からぽかぽか温めてくれそうです。どちらもこれからの季節に嬉しい体にやさしいドリンクです。
ひとつひとつ丁寧に作られ、お腹も心も満たされる味わいで、しっかり美味しいのに、体にもやさしい。そんな絶妙なバランスに感動しました。

お店へ見学に来た小学生から送られたポスター
「誰かに教えたくなるけれど、内緒にもしておきたい!」そんな本音も出てしまう、ほっと一息つけるぬくもりのお店です。
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