【日野市】南平に自家焙煎のコーヒースタンド「Kitchen Coffee」がオープン!「南極堂」跡地に、ふらりと立ち寄りたくなる場所が誕生!
2025年11月中旬、南平駅周辺を歩いていると、ふと「Coffee」と書かれた看板を発見!

ここは、夏限定のかき氷屋さん「南極堂」があった場所です。いつの間にか新しいカフェがオープンしていたのでしょうか?
ガラス窓には「OPEN COME IN」という文字があったので気になって覗いてみると、自家焙煎スペシャルティコーヒーの「Kitchen Coffee」がプレオープン中なのだとのこと。

前日にプレ・オープンしたばかりだというこちらのコーヒースタンド。せっかくなのでコーヒーをいただきながらお話を伺いました。

扉を開けてまず目に飛び込んできたのは、なんとも鮮やかな“コバルトブルー”が印象的なコーヒー焙煎機。トルコの焙煎機ブランドだそうで、カラーは特注なのだとか。かわいいですね!

店内のカラーリングは、コバルトブルー・明るいオレンジ・そして黄色の3色。実は、日野市の鳥でもある「カワセミ」をモチーフにしているのだそう。店内に足を踏み入れると、ぱっと気分も明るくなる雰囲気です。

席は、カウンターやテーブルではなく、縁側のようなスタイル。
「カフェ」というより、誰かのお家にふらっと寄ったような、穏やかなひだまりのような空気感が流れています。
長年“趣味で自家焙煎”を続けてきたというオーナーが、「セカンドライフとして、好きなコーヒーともっとじっくり向き合いたい」と、地元の多摩地域でお店を、とオープンさせたそう。

プレ・オープン時点では4種類のスペシャリティコーヒーを提供。店内でいただくほか、豆の購入も可能です。2025年11月24日のグランドオープン以降は徐々にフードも利用

今は日替わりで焙煎しているそうで、「できれば6種類ほど用意したい」と一杯一杯丁寧にハンドドリップしながらお話してくれました。

オーダーしたのはタンザニアの中浅煎り。豆によって抽出する最適な温度が違うそうで、温度管理も徹底していました。

そして、面白いのはなんと“ポット”で提供されたこと!2杯分くらいたっぷり入っていて、ゆっくり味の変化まで楽しめます。

この日頂いたのはエチオピアの中〜浅煎りのもの。ローストした甘さの中に、果実感のある酸味を感じる上品なスペシャルティコーヒーです。
そして、取っ手のない、湯呑みのようなカップが更に縁側感を引き立てていて、面白いですねと話すと、「豆によって合うカップの形が違うんです」とのこと。

口が開いたタイプ、すぼまったタイプなど、ワインのグラスのように最適な形があるそう。“コーヒーのテロワールを感じてほしい”という店主さんの言葉どおり、一杯につながる産地のことを大切に思っていることが伝わってきます。

今はコーヒーのみの提供ですが、今後は焼き菓子なども少しずつ増やしていきたいとのこと。まだスタートしたばかりのコーヒースタンドですが、これからの成長が楽しみですね(^^)
2025年11月24日(月)にグランドオープンする「Kitchen Coffee」。コーヒー好きの方も、散歩の途中に一息つきたい方も、ぜひふらりと立ち寄ってみてくださいね。
Kitchen Coffeeはこちら↓





