【日野市】介護は一人で抱え込まないで欲しいと認知症を知るお話と介護劇に笑いと涙あり!
日野市では9月が「認知症を知る月間」でした。先月お知らせした認知症について学ぶ介護劇のイベントに七生公会堂へ行ってきました。イベントの第一部は若年性認知症の当事者の男性と介護経験者の女性、そして専門家によるお話がありました。アルツハイマー病の当事者がどのようなことで自分の病気がわかったのか、どんなことに困ってどのように対処してきたのか…など具体的にお話ししてくださいました。また、認知症の高齢者の親族を三人介護された経験をもつ女性が認知症の具体的症状や介護経験を話してくださり、現在はご自身の介護経験を生かして「オレンジ広場」で認知症の方やそのご家族、地域の方々と交流をされていらっしゃるとのことでした。体験談の内容が濃く、会場の参加者からも質問もあり、あっという間の一時間でした。その後、第二部は江戸川介護劇団「たなごころ」による介護劇「私、お先にゆきますわ」が上演されました。認知症の妻の行動に献身的にお世話する夫の姿に涙する方もいらっしゃるほど、苦笑の中にも具体的な認知症の症状や介護の苦労、施設に認知症の妻を預ける切なさ、やり切れない思いや愛情が演じられていました。今回の参加者は介護関係者や介護者が多かったように感じ、もっとたくさんの方に認知症について知ってもらいたいという気持ちになる良い機会になりました。とにかく介護は一人で抱え込まずに、まずは地域包括支援センターの専門家に相談して欲しいとおっしゃっていました。さらに、各地域の「オレンジ広場」に気軽に訪ねてみてください。
七生公会堂はこちら↓
(beautiful harmony19518)