【日野市】百草の自然豊かな里山。石坂ファームハウスで新茶摘み&野菜の収穫体験に挑戦!
『日野市で新茶摘みができる!?』と聞いて、早速行ってきました!向かうは多摩丘陵の里山、百草の石坂ファームハウスさんです。(新茶摘みは例年5月のみのイベントとなります)1年を通じて様々なイベントを行っているそうです。
ここは日野市に唯一残る里山「倉沢」。石坂ファームハウスさんはこの地で500年続く農家で、今でも自給自足の暮らしをしているということです。
昔から使われていた農具や井戸など、めったにお目にかかれない貴重なものがあちらこちらに!「これは何に使うんだろう?」そんな会話が参加者の間から聞こえてきます。
この日は新茶摘み(一人1500円)と野菜の収穫体験(1セット1500円※その時採れる野菜の種類や数によって価格は異なります。)に挑戦!新茶摘みも初めてながらお茶を家で作れることも初めて知りびっくり!自宅で簡単に作れる作り方を教えてくれました。
工程ごとに、姿が変わる新茶。子供達も興味津々です。同じ新茶で緑茶と紅茶も作れるそうで、味わいの違いを楽しめますね。
香り豊かな新茶をいただき、いざ、畑へ!田んぼの間のあぜ道を抜けて向かいます。
ここは私有地。また、動物植物を保護育成しています。当然ながら勝手に入ってはいけません。
多摩丘陵の少し小高い山を登っていきます。
カワイイ案内板が現れました。日野市はブルーベリー栽培も盛ん。例年7月ごろになると、ここ石坂ファームハウスさんでもブルーベリー狩りが楽しめるので、行ってみたいと思っています。
案内の方へ進むと、見えてきたのは立派な畑!きれいに整えられた畑には、様々な野菜が植えられています。この垣根の様に見えたのがお茶だそう!近づいてみると、、。
これがお茶の葉なんですね!この新芽の部分を摘みます。摘むのは「一芯二葉(いっしんによう)」。まだ柔らかく、苦味のほとんどない繊細なお茶になるそう。
新茶摘みは5月の限られた時期のみ。一芯二葉(いっしんによう)に徐々に目が慣れてくると、摘むスピードがぐんと上がっていきます。無心になって摘むのは、段々と楽しくなってきました。
収穫体験に含まれていたカモミールは、畑のあちらこちらで可愛らしい花を咲かせています。この花の部分を摘み、生のままでもカモミールティーを味わうことができるんです。もちろん乾燥させてもOK!
かごと鋏をお借りして野菜の収穫体験へ。この日は結球レタス1個、ルバーブ3本、カモミール摘みとり(カップ1杯)、大根2本です。
「大根が抜けない~!」「ルバーブってこんな風になってるの!?」「レタスが大きい!」驚きの声が聞こえてきます。
栄養満点のふかふかの土に大根がしっかりと植わっています。大根の葉ももちろん美味しくいただけます。
今回のような収穫体験だけでなく、オーナーとして1年を通じて育てるものなどもあるそうです。こちらのいちごもオーナーとのこと。美味しいいちごは鳥たちが食べにくるのでネットでガードしています。
赤いいちごが見えますね!葉が元気いっぱい。立派です。
石坂ファームハウスさんにはかまどや窯など料理器具も残っています。もちろん飾りではなく、時期に合わせてピザ窯で焼き芋イベントなども開催されているそうですよ。
石坂ファームハウスさんのこれらの「農業丸ごと体験」の取り組みには、日野市外からも多くの方が訪れ参加されているそう。
こうした取り組みは農林水産省からも表彰されています。四季と共に、知恵と工夫を凝らして伝えられてきた農家の暮らしを、楽しみながら次世代へつないでいく取り組みです。
手のひらに乗らないほど、こんなに大きな松ぼっくりもありましたよ。
日野市で唯一残る里山。四季折々に異なる、自然の恵みを体験してみてはいかがでしょうか。
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