【日野市】『仲田の森蚕糸公園』で森林浴!蚕糸(さんし)ってどういう事??
ふれあいホールの隣にある『仲田の森蚕糸公園』。遊具などはありませんが、雑木林や小川があり、水遊びも楽しめる自然豊かな公園です。
ふれあいホールに駐車場(有料)、駐輪場(無料)があるので離れたところからも遊びに来る方がいます。
公園の入り口にこんな看板が。「乳いちょう??どんなコブ!?」と、見上げてみると、、、
確かに見事なコブが垂れ下がっています。くすっと笑えるネーミングもセンスがありますね!
さて、公園の中にはいると、小川のせせらぎが聞こえます。ここはわき水や循環水ではなく、日野用水下堰から分水した小川だそうです。
生い茂る雑木林は公園全体に木陰を作り、公園内はひんやりと涼やかです。ベンチに座り談笑される方もいました。
公園の中央辺りにも小川は続きます。平日の日中で子供はいませんでしたが、浅瀬で流れも穏やかです。仲田の森で遊ぼう!というプレイパークも毎週金曜日・毎月2、3土曜日に開催されています。
公園の名前にもなっている「蚕糸(さんし)」。その名の通り実はここは蚕糸試験場だったそうです。今はこのように新しくなっていますが、旧農林省蚕糸試験場日野桑園第一蚕室(桑ハウス)は登録有形文化財に登録されています。1928年(昭和3年)から、桑や蚕の品種開発と飼育条件などの研究がされていたそうです。
この公園では、現在『蚕でつなぐプロジェクト』として近隣の小中学校の学習用に、桑の葉を育てています。無断での立ち入りは禁止されています。
残念ながら2021年は病気が発生してしまったようで、駆除をおこなっているとのこと。
中には入れませんが、桑の木を間近で見ることができます。皇后様が養蚕を継承されていますが、日野市にもかつてその試験場があったということを子供達にも伝えていきたいですね。
近くにはハレトキ珈琲さんもあります。ドリンク片手に、仲田の森蚕糸公園で思いっきり自然を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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