【日野市】「にゃん福゜」の医療ケアを必要とする猫たちに、これからも。クラウドファンディングがスタート。
多摩地区日野市内を中心に、行き場をなくした猫たちに“幸せなご縁と穏やかな生涯”を届け続けている保護猫シェルター「保護ねこ広場 にゃん福゜(にゃんぷく)」。
こちらは、虐待や遺棄、飼育放棄など、さまざまな事情で傷ついた猫たちを保護し、ケアし、そして新しい家族とのご縁をつなぐ活動を続けている団体です。
そんな「保護ねこ広場 にゃん福゜」が【クラウドファンディング】をスタートしました。
医療的なケアが必要な保護猫たちの最後の砦
ページを訪問いただき、ありがとうございます。保護ねこ広場にゃん福゜の八木章与と申します。
多摩地区日野市内を中心に活動している保護ねこ広場にゃん福゜には、傷病猫や高齢猫、障がいを抱えた猫たちなど、医療的ケアを必要とする保護猫たちを中心に115匹の猫が暮らしています。
健康な猫は他団体に引き取っていただいたり、譲渡したりしているため、ここには「今すぐ医療が必要な子たち」だけが残っています。
どの子にも最期まで手を尽くしたい──。
しかし医療費は膨大で、継続的なケアが必要な子も多く、また突然のシェルター移転や助成金満了などのタイミングが重なってしまったため、資金は限界に近づいています。
「助からないかもしれない」そんな子にも、できる限りの治療を届けるために。私は絶対に医療を諦めたくありません。
にゃん福゜は、命に最後まで向き合う場所であり続けたいのです。どうか、医療を届けつづけることができるシェルター維持のための挑戦にご支援、応援を何卒よろしくお願いします。
(プロジェクトページより)
「にゃん福゜」のこれまでの活動は、多くの方からの寄付、譲渡費用、そしてスタッフの自己資金によって支えられてきました。ときにはSNSを通じて呼びかけを行い、重症の猫たちに必要な医療を届けてきた実績もあります。
2014年12月に三沢でスタートした保護ねこカフェにゃん福゜ですが、2023年10月に退去をせざるを得なくなりました。賃貸で保護猫シェルターを探すことは困難で、購入とリフォームによる移転を決断。
その結果、蓄えていた寄付金や自己資金は、ほぼ使い果たすことなってしまったそうです。
さらに、これまで日野市から受けていた医療費の助成金も同時期に満期を迎え、今後の運営を再構築する必要に迫られています。
今回のクラウドファンディングは、そうした背景から、まずは目の前の命に医療を届けること、そして新しいシェルター運営を安定させる足がかりを築くことを目的に始まった挑戦です。
「いつか自分も保護猫を迎えてみたい」
「猫が好きだけど、今は飼えない」
「地域でこういう活動があることを、もっと知ってほしい」
そんな気持ちを持つ方がいたら、ぜひ一度、にゃん福゜のクラウドファンディングページをのぞいてみてください。
応援のかたちは、知ること・広めることから始まります。ほんの少しの応援する気持ちが、医療ケアの届く命を増やしてくれるのではないでしょうか。
※情報をお寄せいただきありがとうございました!