東京都にありながら、豊かな自然が残る多摩地域。今回は、春の訪れとともに自然の息吹をたっぷり感じられる「都立 平山城址公園」をご紹介します！日野市と八王子市をまたぐ広〜い公園です。（面積はなんと120,013.58平方メートル！）

2024年4月7日、京王バス「平山城址公園入口」から坂道を登りながら歩くこと約10分。青空の下、美しい桜並木を楽しみながら向かいます。

この公園は、源氏方の侍大将・平山季重の見張所（※城ではなく見張所）があったと伝えられる多摩丘陵の一画にあるため、「平山城址公園」と名付けられたそうです。

日当たりの良い、丘陵地にある公園なので、天気の良い日の自然散策にはもってこいです。とにかく広〜いので、歩きやすい靴、動きやすい服装、たっぷりの水分や軽食を持って行きましょう！（園内には売店や自動販売機はありません。）

「公園北中央口」から園内へ入ると、「さくらの道」があり、淡い桜の花に癒やされます。

入園料は無料。常時開いていますが、園内には電灯はないので、明るいうちに戻ってきましょうね。

散策路がきれいに整備されている、手入れの行き届いた公園。

少し前になりますが、丘陵地ボランティアの皆さんと野猿の尾根道で除草作業を行いました。ここには草地や林縁を好む植物が多く自生しており、選択的な除草でササや樹木の実生等を刈り取って保全を行っています。#ボランティア活動 #野草保護 #平山城址 #オオバギボウシ #オケラ #ヤマユリ pic.twitter.com/mmS2WpoZpd

— 都立平山城址公園 (@ParksHirayama) December 23, 2023

丘陵地ボランティアの方々のご協力もあり、この自然豊かな環境が保たれているんですね。ありがたい限りです。

休憩のできるベンチも多数あり、お弁当やお菓子を持ってピクニックをするにもぴったりです♪

階段や坂道もたくさんあるので、それぞれの体力に応じて散策してくださいね。

園内を散策していると、野鳥のさえずりが涼やかに心地よく響き、リフレッシュできます。

「平山城址公園」は、城があったということではないそうですが、石垣が続く道を歩いていると、歴史情緒も感じます。

ヤマツツジも咲いていました！

奥へ奥へと進み、展望デッキへ向かいます。とにかく広い公園なので、お子さまと一緒にいかれる方は迷子にならないよう、十分にご注意くださいね。 

展望デッキへ到着！

雲に隠れて見えない山もありましたが、展望デッキからの眺望は格別です。

更に散策を続けていると、なんと折れた山桜の木を発見。桜の花は満開状態だったので、花が咲いてから折れたのでしょうか？それとも折れてなお花を咲かせたのでしょうか？

自然に折れたのか、意図的に伐採したのかはわかりませんが、道行く人も興味深そうに覗き込んでいました。様々な発見のある自然散策。季節の移り変わりを感じながら楽しめます。

京王線「平山城址公園駅」から向かうと徒歩20分強のところにある平山城址公園。園内をぐるりと回ると相当ハードなコースになりそうですが、花の香りや新緑、野鳥の鳴き声に癒やされながら、自然の美しさをお楽しみください（＾＾）

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平山城址公園はこちら↓

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