【日野市近隣】高倉町のコーヒースタンドがオープン！走るバリスタが奏でるコーヒーの多様性の愉しみ方。
コープ高倉店の近く、高倉町南交差点付近のコーヒー屋さんがオープンしていました！
読者の方からオープンしたようだという情報をいただき、早速「BaristaCafeHRD」を取材！一体どんなコーヒーショップなのでしょうか？筆で書かれた味のあるのれんをくぐります。
店内へ入り、まず驚いたのは、所狭しと並ぶ本格的なコーヒーの器具や道具。見たこともないような専門的なものがずらりと並び、只者ではない感じ。
テイクアウトだけではなくハイカウンター席もありました。青空のような晴れやかなスカイブルーでまとめられたとってもおしゃれな空間です。2024年8月1日にグランドオープンしたばかりの真新しいピカピカのコーヒー屋さん。
BaristaCafeHRDのオーナー、原田貴行さん
こちらがオーナーの原田貴行さん。秋田出身で過去にフルマラソンを2時間36分で走った強者ランナーという異色の経歴を持つバリスタさん。トレイルランの招待ランナーも努めたことがあり「走るバリスタ」とも呼ばれているそう。
金足農業高校の陸上部だったという原田さん。母校の野球部が6年ぶりに甲子園へ出場するとのことで2024年8月9日（金）は現地へ応援に行く予定なのだとか。（その日はお店はお休みです＾＾）
ランナーとして全国のマラソン大会で活躍する傍ら、全国のカフェを巡るなど、コーヒー好きが高じバリスタの道へ。東京駅のイタリアンレストランでバリスタ 兼 マネージャーとして経験を重ね、夢だったというコーヒー屋さんをこの地にオープンしました。好きなカラーはもちろん水色！
朝は早く、6：30から営業をスター卜。朝カフェ、昼カフェ、そして夜カフェ（金曜のみ）と日々の暮らしの中で多種多様なコーヒーを楽しめる専門店。目の前でバリスタが淹れてくれるコーヒーを愉しめるというのは嬉しいですよね♪
コーヒー豆の販売も行っていました。「朝一杯目に飲むコーヒー」「リモートワークが捗るコーヒー」など、ネーミングが面白い！
飲むシーンに合わせてブレンド、焙煎したというコーヒー豆は、カフェインの量を調整しているのだとか。カフェインレスのデカフェを提供しているお店はありますが、カフェインの量を選べるというのは初耳です。
豆のひき具合を非常に細かく調整できるという、世界の一流バリスタも愛用するグラインダーEK43Sは、「BaristaCafeHRD」特注のカラーだそう。
こだわりの豆に器具、そしてそれらを匠に操るバリスタの所作を間近で見ることができるという希少なコーヒー屋さんです。お冷のグラスも冷やしているという細やかさもチェック。
気になるメニューはハンドドリップからエスプレッソ、水出しコーヒーのコールドブリューに珍しい「ミルク出しコーヒー」などなど。
飲み比べもあるので、コーヒー好きな方は行かないわけにはいきませんよね♪カヌレなど焼き菓子もあるのでコーヒーのお供にも良いですよね。エスプレッソが300円〜という良心的なお値段にも着目。
熱を加えず、ゆっくりと抽出したコールドブリューは淡い色合いながら香りは深く広がり、すっきりとしたマイルドな味。アイスコーヒーとはまた異なる優しさを感じます。
水ではなく冷たい牛乳でゆっくりと抽出するという「ミルクブリュー」も試飲させてもらいました。
カフェオレやカフェラテとは全く別物！クリーミーで濃厚さのあるリッチな美味しさです。
コーヒーの知識や淹れ方のノウハウ、お店のコンセプトやマラソンのことなど、引き出しの多い原田さん。お一人でお店へ行っても会話が弾むこと間違いなし！
エスプレッソをお湯で割る「アメリカーノ（500円）」の淹れ方を見ていると、エスプレッソの抽出量もきっちりと測っていました！なんと奥深く繊細なコーヒーの世界。
サックスブルーの可愛らしいカップに入ったのはカフェインレベル30％の「読書のためのコーヒー」のアメリカーノ（500円・税込）。
（読書ではなく原田さんとのおしゃべりというシチュエーションでしたが）豊かな香りに包まれ、リラックスしながら読書を楽しめそう♪甘みと酸味が上品にやや控えめに後から広がるようなまろやかさのあるとても美味しいコーヒーでした！
店名の読み方や由来など、原田さんとのお話はつきませんでしたが、この特別な空間の魅力はコーヒーがお好きな皆さま、ランナーの皆さま、そして地域の皆さまに直接足を運んで感じてほしい！
BaristaCafeHRDはこちら↓
