【日野市】“見るだけじゃない”京王百草園へ。庭園で過ごす新しい体験プログラムが始まります
梅の名所として知られる京王百草園。梅だけでなく、新緑や紅葉など四季折々に表情を変え、一年を通して移り変わる自然の美しさも魅力のひとつです。

園内にある茅葺き屋根の「松連庵(しょうれんあん)」が、文化庁の登録有形文化財に登録されたことも記憶に新しいのではないでしょうか。
そんな百草園で、国内外の観光客向けの新しい体験プログラムが始まることが発表されました。

(プレスリリースより)
今回の取り組みは、庭園を「眺める」だけでなく、その場で和の文化に触れる時間を提供するもの。
この「水墨画体験プラン」は、庭園をガイドと一緒に散策し、歴史や見どころを知り、茶室で水墨画を体験し、作品を仕上げるといった流れでゆったりと時間を過ごすスタイルです。

(プレスリリースより)
墨をすって、季節の草花を描く時間は、普段の生活とは少し違う静けさの中で、自分と向き合うようなひとときになりそうです。

(プレスリリースより)
京王百草園は、江戸時代から続く日本庭園。「江戸名所図会」にも登場するなど、古くから知られた名所で、文人たちにも親しまれてきました。

若山牧水はこの地を訪れ、恋人との別れを詠んだ歌を残したことでも知られています。また、松尾芭蕉の句碑も、木々に囲まれるように静かに佇んでいます。

園内を歩くと、あちこちに句碑や歌碑が点在しているのも特徴です。紡ぎ出された言葉に思いを馳せながら歩く庭園も趣深いのではないでしょうか。

(プレスリリースより)
今回の水墨画体験の参加費は1名44,000円〜と、インバウンド向けが中心のため、気軽に参加できるものではないかもしれませんが、しっかりと価値を反映した価格設定になっています。

一方で、京王百草園の入園料は、大人500円・小人100円。普段はワンコインほどで、この歴史ある庭園を自由に散策することができます。

今回のプログラムは「場所に入るための料金」ではなく、ガイドや文化体験を通して、この場所の魅力をより深く味わうための時間に対する価値ともいえそうです。
海外から訪れる人が、その時間にこれだけの価値を見出している――
そう考えると、あらためてこの場所の魅力を見直すきっかけにもなりそうですね。
- 住所
- 東京都日野市百草560
- 営業時間
- 9:00~17:00(11 ・12月は16:30まで)
- 定休日
- 水曜日(祝日の場合は翌日、年末年始:12月30日~ 1月3日) ※催事期間中は無休
- 最寄り駅
- 京王線百草園駅下車徒歩10分/ 聖蹟桜ヶ丘駅・高幡不動駅からタクシー10分
- 電話番号
- 042-591-3478
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。







